沖縄にはたくさんの島があり、各島々色々な特産品があります。その中でも、今回は黒糖で有名な七つの島を取り上げ、なんと子供達70人ほど動員し食べ比べをしてみましta!
黒糖は年によって、サトウキビの質や加工の際の気温、湿度の状況によって味は変わってきますのであくまで参考程度にお願いします。
また、この記事を読むことによって、黒糖の楽しみ方を少しでも感じてくれると嬉しいです。
その前に黒糖とは?
サトウキビを絞り、煮詰めて作る黒褐色の砂糖。黒糖といいます。
きちんと、サトウキビの茎のしぼり汁を加熱し、蒸発させ濃縮、固めて作られているのは「黒糖」。
黒糖にスクロースやシロップを混ぜたり、ザラメを加えたのは2012年4月1日から「加工黒糖」と表示しなければならなければならなくなりました。
今回紹介するのは、加工黒糖ではなく本物の黒糖の七つの島の食べ比べです!
黒糖の評価について
約70人の、沖縄の子供たちが純粋に美味しい島の黒糖に投票しました!!
その投票結果を基準にしています。
そこに、私の個人的主観と子供たちへのインタビュー等々を加え、できる限り率直に評価していきます。
子供達70人、大アンケートの結果
それでは、ここから70人への大アンケートの結果発表です。
1位 伊平屋島産黒糖 48人
2位 西表島産黒糖 8人
3位 小浜島産黒糖 5人
4位 多良間島産黒糖 4人
5位 与那国島産黒糖 3人
6位 波照間島産黒糖 3人
7位 伊江島産黒糖 1人
一番美味しかった島
伊平屋島産黒糖
子供達48人の圧倒的多数の支持を得、2位に40票もの差を付けた伊平屋島産です!
私も食べてみた結果、他の島よりもかなり甘味が強かく食べやすかったです!子供たちからの評価が高いのも甘さがあるためだと考えられます。
子供たちからは、「他の黒糖より食べやすかった!」「美味しい!」「甘い!」といった意見が多数でした!
2番目に美味しかった島
西表島産黒糖
子供達8人の評価を得て、西表島産黒糖が2位に入りました。私も食べてみた結果、少し酸味もありましたが基本は甘かったです!
子供たちからは「甘い!」「食べやすい!」といった意見がありました。幼稚園性からの人気が圧倒的でした!
私も食べてみた結果、最初は甘く、あまり酸っぱみがない黒糖かと思っていたら、最後に酸っぱみがやってきました。黒糖上級者むけの黒糖だと思われます。風味が非常によく、ついつい食べたくなってしまいました。
3番目に美味しかった島
小浜島産黒糖
子供達5人の評価を得て、小浜島産黒糖が3位に入りました!
子供達からは、「甘さと酸っぱさがちょうど良い!」という、専門家顔負けの感想をいただきました。
4位~7位までの島
伊江島や多良間、波照間、与那国島産の黒糖が1~4票でした。
こちらの島々は、少し酸味が強かったり、甘味がなかったりしたため子供たちからの人気は高くなかったですが、昔ながらの黒糖でこれが黒糖の本当の味かなと思います。
終わりに
黒糖の美味しい食べ方
黒糖はそのままかじってもも美味しいですが、(基本沖縄の人たちはそのままかじっています)色々な美味しい使い方があります。
コーヒーに砂糖の代わりに入れたり、ぜんざいにの砂糖のかわりに使ったり以外に、黒蜜として使う方法もあります。
黒蜜のつくり方
作り方は簡単で、黒糖と水を鍋に入れ、弱火煮詰めながら出てきたアクを取るだけです。
この時に、あまり強火だったり、水を入れる量が少ないと後に再結晶してきますので注意が必要です。
完成した黒蜜は、白玉団子やホットケーキ、ヨーグルトにかけて食べれます。これが、本当に美味しくて病みつきです。皆さんも沖縄の黒糖をお楽しみください!